『Scansnap Manager』の使い方、機能などを説明していきます。
1)補正モードに関して
ScanSnapにはスキャンした原稿の向きを自動補正する機能が二つあります。
『傾き補正』と『向き補正』です。
『傾き補正』とはプラスマイナス5度の傾きを修正します。
『向き補正』とは原稿を90度、180度、270度と回転できるようになります。
傾き補正は微妙に斜めになってしまった原稿をまっすぐにするのに役に立ちます。
向き補正に関しては、原稿を読み込む時に、読み込み時間を短縮させるために原稿を縦ではなく、横で読み込む時に便利です。横で読み込んでも原稿を一括回転させれるの活用できます。
私個人は、向き補正が面倒ですし、向き補正もたまに間違えることもあります。
なので、基本的に縦で原稿に読み込みをして、向き補正の設定をオフにしています。
また、マンガは向き補正をオフにしておいたほうがいいかもしれません。
背景の斜めの線に反応してしまうことがあるためです。
■原稿の向き一括修正

すべての原稿が下向きになっています。(スキャンスナップオーガナイザー上での処理です)

原稿をすべて選択して180度回転を選んでください。

これですべての原稿の向きが正しくなりました。
■白紙スキップをオフにする。
これは、個人の考え方もあるかと思いますが、スキャン完了後のページカウントの確認が大変という人もいるかと思いますのでその場合は白紙スキップをオフにした方が良いです。
また、見開きモードで閲覧するときに、例えば1ページ白紙ページが無くなっているとその後のページがすべてずれてしまう、という問題が発生します。
もし仮に白紙ページをスキップしてしまっても大丈夫です。
白紙ページを1枚挿入すれば問題ありません。
追加したいPDFを開いて『編集』をクリックします。白紙ページ挿入をクリックすれば完了です。
これで見開きが正しく表示されるようになります。
■PDFの結合
1冊の本をスキャンした時にファイルが2つに分かれた場合に必要なのがPDFの結合です。
PDFを結合する方法に関しては、いくつかあります。
・acrobatの『サポートしているファイルをAcrobatで結合』で結合できます。
・結合させるふたつのPDFを開いた状態でページをドラッグ&ドロップするという方法もあります。
・ScanSnap ManagerでもPDFの結合作業は出来ますので試してみてください。

先頭ページがある、ファイルを開きページの挿入を押して下さい。

次に挿入する原稿を選びます。

どこに挿入するか選びます。今回は最終ページの後に原稿を挿入します。

上書き保存をして挿入完了です。名前の変更が必要であれば、ここで名前の変更も行って下さい。
表紙を別途カラーモードでスキャンした方などは、このPDFの結合作業で表紙を一番前に持ってくることで
作業が完了しますね。
2)スキャンに失敗した時の対応に関して
スキャンするときは、裁断後の書籍を丁寧に紙がくっついていないか確認をしますがそれでも、二重送りが発生してしまうことがあります。
Scansnap S1500は超音波センサーによる重送探知機能が付いているため重送チェックは完璧です。
ただ、紙の質なども問題で何度やり直しても読み込めないこともあるので注意してください。
セットしている紙の枚数を少なくすると重送が解消することがありますので無理に枚数を多くセットしないで、読み込みを実行してみてください。
3)スキャナのメンテナンスに関して
原稿を濡れ雑巾で拭くのも有効です。
表紙と裁断部を軽くふいてください。紙の粉を落とすようにしてください。
裁断したときの紙の粉がたくさん付着しますのでこまめなメンテナンスが必要です。
ローラー部分をこまめに柔らかい布などでふき取るようにしてください。
また、パッドユニットの交換も必要になります。
パッドユニットの交換周期は5万枚とあります。250ページの本、125ページとすると、400冊まで対応が可能です。
4)PDFファイルのチェックに関して
スキャンが完了し、PDF化した原稿のチェック方法に関して基本的には、PDFファイルを1ページずつ確認するのが一番です。
ページの抜けが無いか確認が重要です。
基本的にS1500には重送チェック機能がありますので問題はないかと思いますが・・
重送が検知されたときは、何枚か余分に戻って取り込んだ方が安全です。
仮にページがダブっていても後で削除すれば良いだけです。
一番気をつけたいのは原稿をスキャナーにセットした時の裏表を間違えてスキャンしてしまったときである。
ページがすべておかしくなってしまので、大量に間違えていると初めからやり直すことになってします。
間違えたページが少なければ、Acrobat上でドラッグして入れ替えればいいと思います。
何度も同じ作業を繰り返すと、どうしてもこのようなミスは出てしまいます。
常にセットするときにページの向きだけは必ずチェックする習慣が必要です。
■緊急事態対応
二重読み取りをしてしまったり、紙が詰まったりしてしまった時は無理に引っ張ったりすると破れてしまうことがあるので
カバーを開けて取り出す、もしくは読み込みを停止するのが一番かと思います。

